日高本線
汐見
- 所在地:勇払郡むかわ町汐見
- 開業日:1959(昭和34)年12月18日開業
- 標高:4m
- 配線:単線
- 路程:苫小牧より34.5キロ 鵡川より4.0キロ
- 窓口:無人駅
- 乗降客数:3人(2017-2018年平均),124人(1983年)
- 最終乗降日:2001.8.26下車
●鵡川→汐見の車窓
ここから2015年以来の不通区間に入る。富内線は鵡川駅を出てすぐ山手に分かれていったが,いまは住宅などが建ち,線路跡はまったくわからない。まもなく左手に,鵡川河川敷に広がるたんぽぽ公園が見える。5月半ばころから一面に黄色い花が咲く。
線路は国道と別れて河口部へ向かい,延長478mの橋梁で清流鵡川を渡る。鵡川は本流にダムのない清流と知られ,上流の占冠~トマムではJR石勝線が鵡川に沿っている。占冠までは列車だとかなり大回りをしなければ行けないが,それだけに上流と河口の表情の違いを見たときの感動は大きい。
●汐見駅
浜田浦と同日の開設で,待合室も同じく小さなブロック造。内部はソファーや机などがあって独特の雰囲気。浜田浦と違って窓もきちんとはめられており,昼間でもオレンジ色の電球が灯っていた。ひっそりとした所に建つだけあって,この駅は訪れる旅人も多いようだ。 汐見は国道から離れたところにあるひっそりした集落だが,鵡川漁港があって名物のシシャモが捕獲されている。
国道から3km近く離れており,JR代行バスはこの駅に立ち寄るため大回りをする(一部の便は汐見駅に立ち寄らない)。2019年8月1日から代行バスの乗降場所が,駅の南140mの集落中心部に移された。
●見どころ
特になし