北海道新幹線
湯の里知内
信号場
- 所在地:上磯郡知内町湯の里
- 開業日:1988(昭和63)年3月13日開業
- 標高:32m
- 配線:6線
- 路程:奥津軽いまべつより63.0キロ,吉岡海底より20.5キロ,新青森より101.5キロ
- 最終乗降日:2000.1.15乗車
●(廃止)吉岡海底→湯の里知内信号場の車窓
引き続き12‰の一定勾配で北海道側の出口に向けて駆け上る。青函トンネルに続いて第1湯の里トンネルに入るが,このトンネルは青函トンネルとつながっており,第1湯の里トンネルの入口を青函トンネルの入口としているようだ。 しばらくぶりに外の明るい光を見ると,まもなく湯の里知内信号場を通過する。
●湯の里知内信号場
当初は新湯の里信号場として設置され,1990年7月1日に知内と改称,旅客を扱うようになった。その後,北海道新幹線の建設工事に伴い,2014年3月15日をもって旅客扱いを廃止し,知内信号場となった。2016年3月26日の北海道新幹線開業に際し,湯の里知内信号場と改称した。上下線それぞれ副本線2本を有しており,貨物列車の退避が可能である。
知内には松前線の渡島知内駅があったが,それがいったん廃止された後,別の路線の駅ができたという珍しい例である。しかし市街からは遠く,利用者はほとんどいなかった。短く狭いホームと,線路の両側に20台並んでいた赤い消火栓が印象的だった。
「道の駅しりうち」が隣接しており,新幹線展望塔から青函トンネルや信号場内を望むことができる。木古内駅からJR松前線の転換バスでアクセスすることができる。
●見どころ
下車できない。