根室本線
芽室
- 所在地:河西郡芽室町本通1丁目
- 開業日:1907(明治40)年9月8日開業
- 標高:87m
- 配線:交換駅(3線)
- 路程:滝川より166.5キロ,御影より10.6キロ
- 窓口:みどりの窓口
- 乗降客数:758人(2015年),1,102人(1983年)
- 最終乗降日:2018.4.26下車
●上芽室(信)→芽室の車窓
右車窓にサイロを持った昔ながらの酪農家が何軒か過ぎていく。芽室川を渡ると農村風景も近代的となり,いよいよ十勝平野に突入といった感じ。 後方には日高・大雪の山並みが続いている。これは上りの列車に乗ったほうがよく見えるだろう。
芽室は人口約18,000(2020年)と大きな町で,帯広のベッドタウンといった趣きである。
●芽室駅
1999年に建て替えられた尖塔つきの駅舎。隣には「複合商業施設めむろーど」建っている。特急停車駅で,みどりの窓口がある。芽室から帯広への通勤通学者が増え,芽室発着の列車も設定されている。
元来芽室は純粋な農村で,駅の南には広大な倉庫群がある。古くより,製糖工場やでんぷん工場が立地し,1960(昭和35)年には道の農業試験場(現在道総研十勝農業試験場)が置かれた。ゲートボール発祥の地,横綱大乃国の出身地としても知られる。
●見どころ
□芽室公園
駅前まっすぐ1km。花菖蒲園で知られ,7月上・中旬が見ごろ。2016年の大雨で大きな被害を受けた。
□ゲートボール発祥の碑
駅前まっすぐ1km,芽室公園・運動広場内。芽室町はゲートボール発祥の地として全国に知られている。