新富士 | しんふじ | 無人駅 | |
釧路市新富士町3丁目 | |||
大正12年12月25日開業 | |||
標高4m | 192人 | ||
交換駅(島式) | |||
滝川より305.7キロ 新大楽毛より4.9キロ |
|||
2001.8.4乗車 |
海側には広大な空き地が広がり,茫漠としている。少し走ると西港地区に入り,左にある中央卸売市場をはじめ,倉庫など流通関係の建物が集まっている。新富士に近づくといよいよ「市」の様相を呈してくる。
帯広の隣には柏林台,北見の隣には柏陽というひどい駅がある。釧路の隣にあるこの駅も似た感じではあるが,利用者への親切度は大違いで,長い跨線橋の入口に時刻表が掲示してあり,ホームには快適なガラス張りの待合室もある。
新富士は古くから鶴居村営軌道や雄別鉄道の専用線が出ていた貨物駅で,駅周辺の埋立地はオイルターミナルなど,道東随一の物流基地となっている。新富士というのは本州的な名前だが,駅の雰囲気も本州的で,ここだけ切り取ったように活気があり,今も貨物列車が往来している。しかし往時に比べれば,随分と寂しくなったことだろう。
徒歩20分。駅前500mほど進み,右斜め前方の道に入り,国道に出て右400m。旧鳥取村役場があったところ。昭和24年に鳥取村と釧路市が合併した。開村記念碑と合併記念碑がある。鳥取村は明治17年に鳥取県から下級士族が入植してできた村。
駅前まっすぐ15分,国道にぶつかったところ。鳥取神社に隣接。鳥取城をかたどっている。
▲ | 新大楽毛 | −北海道駅前観光案内所− | 釧路 | ▼ |