北海観光節

リバイバル車両で行く鉄道百景スタンプラリーツアー追跡記 2001.11.18

この秋,キハ183系特急形車両4両が懐かしい国鉄色に塗り替えられた。この車両を使用した初めてのツアーは昨日ニセコ方面で実施された。今日はツアー2日目で,札幌−トマム−夕張−札幌,と運行される。

帯広行きの特急とかち3号で札幌を発つ。途中,川端でツアーの列車を追い抜く。以降,滝ノ下信号場,滝ノ上駅,十三里駅,新夕張駅,楓駅,それぞれ数人ずつカメラを持った人たちが待ち構えていた。夕張川橋梁のがけに,何人ものカメラマンが構えていたのはすごかった。


トマム駅

トマムで列車を待ち構えたのは10名ほどで,意外に少なかった。


12時13分,ツアー列車がトマムに入線。緊張の一瞬。

キハ183系4両編成。トマム到着時はなぜか「おおぞら」のヘッドマークを掲出していた。この列車は釧路行きではない。


スーパーとかち6号と交換。ホームがずいぶん賑わっているように見えるが,思ったほどでもない。このツアーは最少催行人員80名とのことだが,80名に達していなさそうだった。私はこのスーパーとかち6号で占冠に向かった。


占冠駅

駅前の占山亭で昼飯を食べて外に出ると,駅前がやけに賑わっていた。ホームに行くと,ツアーの列車が到着していた。


ノースレインボー色に塗られたり,国鉄色に戻されたり,変化の激しいキハ183形トップナンバー。

13時30分からはヘッドマークの撮影会。
おおぞら おおとり 北海
オホーツク 北斗 とかち
SUPER HOKUTO OKHOTSK TOKACHI
OZORA サロベツ 利尻
もう一枚あったが,撮り逃した。
まりも MIDNIGHT  


DD51牽引の貨物列車と交換。タイムスリップしたかのよう。


清水沢駅


年に1度か2度しか見られない,清水沢での列車交換。

見物人で賑わう清水沢駅 ホームは長いので,4両編成でも余裕で停まれる。

 

新夕張−清水沢間はタブレットによる閉塞で,道内唯一。
これはウソ。駅員さんのサービス。 こちらは本物。タブレットを受け取って新夕張へ向かう。

 

北海道で唯一残る腕木式信号機。


特急車両と腕木式信号機の幻の組み合わせ。

北海観光節