札沼線
篠路
- 住所:札幌市北区篠路4条7丁目
- 開業日:1934(昭和9)年11月20日開業
- 標高:4m
- 配線:2面2線(対向式)
- 路程:桑園より10.2キロ 百合が原より1.6キロ
- 窓口:みどりの窓口あり
- 乗降客数:5,852人(2014年),1,498 人(1983年)
- 最終乗降日:2000.5.4下車
●百合が原→篠路の車窓
これまで車窓に見えていた住宅街は割と新しいものだったが,篠路付近はかつての篠路村本村地区であり,古い建物が多く貫禄を感じる。
●篠路駅
かつて周辺は札幌近郊の農産物の生産拠点であり,写真にも見えている農業倉庫がその歴史を今に伝えている。篠路の地名はアイヌ語に由来し,明治のはじめから移住者が多く入植している。1955(昭和30)年,篠路村は札幌市と合併した。
駅舎も昔ながらの建物で,宗谷本線の永山駅にも似た趣がある。石狩当別までの区間では唯一市街地化する前の農村時代の雰囲気を残している駅だ。本屋は上り線側にあり,下り線側にも小さな待合室と入場専用の自動改札機がある。
●見どころ
□篠路コミュニティーセンター
明治時代にこの地方の特産だった藍や篠路歌舞伎の資料展示がある。駅から徒歩8分,駅前直進150m右折,信号左折。