札沼線
(廃止)
浦臼
- 住所:樺戸郡浦臼町字浦臼内
- 開業日:1934(昭和9)年10月10日開業
- 標高:24m
- 配線:単線
- 路程:桑園より62.7キロ 札的より1.8キロ
- 窓口:無人駅
- 乗降客数:22人(2014-2018年平均),376人(1983年)
- 最終乗降日:2018.5.9下車
以下,廃止前の情報です
●(廃止)札的→(廃止)浦臼の車窓
左は山が迫り見通しがきかない。右には水田のほか,かぼちゃ,豆など畑が目立つ。浦臼に近づくころには左側の車窓もひらける。浦臼市街の住宅では家庭菜園を楽しんでいるところが多く,久しぶりの豊かな生活風景にほっとする。
●(廃止)浦臼駅
1997年に駅舎が「ふれあいステーション」という立派な建物に建て替えられ,駅舎内に町の歯科診療所が入っている。
札沼線が石狩沼田に通じていた頃,列車は浦臼駅を起点として札幌方面と沼田方面に運行系統が分かれており,その頃は駅弁も売られていた。現在は単線駅となって往時の面影はほとんどなく,駅周辺に石造の農業倉庫が残るのみである。
JRバスが各方面へ出ていたが,2003年2月をもって廃止された。ただ一部の路線は北海道中央バスと町営バスに引き継がれ,現在でもバスが駅前まで乗り入れている。
●見どころ
□浦臼郷土史料館
立派な建物。坂本龍馬に関する展示物がある。冬季休館。
※温泉や道の駅がある鶴沼公園は鶴沼駅のほうが近いのでそちらに書くが,列車の本数が浦臼の先1日1往復になることを考慮すれば,浦臼から徒歩やバスで訪れるのも現実的だ。