札沼線
(廃止)
南下徳富
- 住所:樺戸郡新十津川町字花月
- 開業日:1956(昭和31)年11月16日開業
- 標高:24m
- 配線:単線
- 路程:桑園より69.4キロ 於札内より1.5キロ
- 窓口:無人駅
- 乗降客数:0人(2014-2018年平均),14人(1983年)
- 最終乗降日:1998.5.3下車
以下,廃止前の情報です
●(廃止)於札内→(廃止)南下徳富の車窓
北海道特有の散居農村が続く。しかしながら,於札内と次の南下徳富周辺ではずいぶん雰囲気が変わるので注意してみたい。
於札内から大きく右にカーブした先で新十津川町に入る。ここから1890(明治23)年,奈良県十津川郷からの移民が入植した北海道最初の殖民区画地・トック原野に入る。水田はきれいに整備されて転作田も少なく,土地の成り立ちによってここまで景色が変わるのかと驚く。
●(廃止)南下徳富駅
列車は1日1往復しか走っていないが,駅間距離は短く,列車はこまめに停車する。札沼線の浦臼以北は1985(昭和60)年前後に相次いで廃止された赤字ローカル線よりも乗客が少なく,1977(昭和52)年の時点で乗車効率(乗車人員/定員)は1ケタだった。しかしこんな駅でも冬はホームが除雪されている。
木造の待合室は味わい深いものがあったが,2012年に撤去されている。
●見どころ
特になし。