石北本線

安国 やすくに 無人駅
紋別郡遠軽町生田原安国
大正3年10月5日開業
標高123m 44人
交換駅(2面2線)
新旭川より128.8キロ
遠軽より3.3キロ
駅前にAコープ
2000.8.9下車

●遠軽→安国の車窓

遠軽から進行方向を変え,今度は金華峠に向かって生田原川の谷を上って行く。殖民区画をほぼ45度に突っ切って進む。畑はデントコーンや牧草地になっているが,おそらくかつては水田も作られていたことだろう。生き残りをかけて酪農に転向したものと思われる。

●安国駅

ログハウス風の新しい建物で,林業のまち生田原にマッチした駅舎である。駅内にはサロンと称する待合室があり,9時から21時まで開放されている。駅前広場は広く貫禄がある。
旧駅名は下生田原で昭和21年に安国に改称された。安国から北見道路が鉄道と別ルートの旭峠越えで佐呂間町栄に向かっている。また,安国は1年ほどであるが北見からの湧別軽便線の終点だった時代があった。そのため農産物集積の中心地となり,にわかに市街地が形成された。石北線との分岐点争奪をめぐって遠軽と対立し,それが分村問題に発展して大正14年に生田原村が遠軽村から独立した。

●見どころ

特になし

遠軽 北海道駅前観光案内所 生野