生田原 | いくたはら | 無人駅 | |
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紋別郡遠軽町生田原 | ||
大正3年10月5日開業 | |||
標高178m | 208人 | ||
交換駅(2面2線) | |||
新旭川より137.7キロ 生野より5.0キロ |
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駅前Aコープ 左5分セブンイレブン |
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2000.8.9下車 |
国道に沿って谷間を行く。畑には牧草,デントコーンのほか,ソバや小麦も見える。右手にちゃちゃワールドのカラフルな建物が見えてくると間もなく生田原到着。
大正3年に官設湧別軽便線の上生田原駅として開設された。駅舎は道内有数の豪華な建物だが,周辺には農業倉庫や木工場が見られ,典型的な山村の駅の趣を残している。かつてはここから森林鉄道も延びていた。
この立派な建物の中には図書館とオホーツク文学館が入っている。鉄道の利用者は少なく,特急停車駅だが生田原で乗降する客は大変珍しい。しかしこの駅周辺は見どころが多く,北海道の山村を体感するにも最適で,途中下車におすすめである。
駅の2階が無料の展示室になっている。(1996.8訪問)
1000-1700 月休 無料
駅前通りにオホーツクの四季の文学作品のモニュメントが設置されている。(2000.8訪問)
駅から徒歩10分。大型バスが何台もとまれるような広大な駐車場があるが,人影はほとんどない。碑自体は機械的に彫らせたようなもので味気ないが,さわやかな林間にあるので,のんびりと散策したい。(1996.8探訪)
駅から5分,文学碑公園へのアプローチにもなる。生田原川の堤防に一般の方から募集した句碑が延々と立ち並ぶ。河畔でゲートボールをしている老人を眺めつつ散歩するのも気持ちいい。(1996.8探訪)
国道を右手に徒歩7分。1998年オープンの世界40カ国10000点の木製玩具を集めた展示館。子供からお年寄りまで幅広い年齢層に人気がある。館内は世界の木のおもちゃ館と藤城清治さんのコロポックル影絵美術館からなる。子供も大人も実際に触って楽しめる部分も多い。レストラン併設。
そこらの施設とはちょっと格が違う感じで,展示品は世界中からよく集められているし,木のおもちゃの作家を招くなど活動も活発。展示ケースのガラスはいつもピカピカに磨かれている。こういう施設は逆に過疎の町でないとできないのかもしれない。童心に帰って楽しみたい。(2000.8訪問)
1000-1830 11-3の月休 800円
駅の左手すぐにある豪華な近代的温泉。露天はないが浴槽充実。シャンプー,ボディーソープ,シェービングクリーム備え付け。入浴料500円でタオル・バスタオル付き。アルカリ性の硫黄泉で2000年8月入浴時には肌がすべすべになる感じがしたが,2001年11月入浴時には真湯に感じられた。しかも低音湯が高温湯よりも熱かった。一方,シャワーから出るお湯は恐らく温泉で,体を洗ってもいつまでもぬるぬるする感じがした。少し変だ。だが決して悪い温泉ではない。
レストランはそれなりに客が入っているが,人件費削減のためか,サービスが行き届いていない感じがした。
日帰入浴1100-2200 無休 500円
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