追分 | おいわけ | 有人駅 | |
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勇払郡安平町追分中央 | |||
明治25年8月1日開業 | |||
標高49m | 1376人 | ||
2面4線 | |||
南千歳より17.6キロ 西早来(信)より5.9キロ |
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みどりの窓口 745-1830(日・祝休) |
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キヨスク810-1630(日休) 隣接アスター 右5分セイコーマート |
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2000.12.2下車 |
信号場を通過するとまもなく再びトンネルに進入する。トンネルを抜け出すとそこは既に安平低地で,その向こうには夕張の奥深い山々が続いている。右後方から室蘭本線と国道234号が寄り沿ってくると,石勝線はオーバークロスで室蘭本線を乗り越え,線路は3本となって追分駅に到着する。
早朝・夜間・休日の駅員のいない時には,ワンマンの普通列車では車内で清算をして下車することになる。室蘭線へ乗り換える場合で,きっぷを持たず整理券で乗車している場合には,いったん追分までの運賃を払い,清算済証明を受け取ることになる。
追分は岩見沢方面からの石炭と夕張の石炭が合流するところで,鉄道の町として発展してきた。駅の中にもキヨスクやアスターがあり,この規模の町にしてはずいぶん立派だ。中学の修学旅行や高校の見学旅行で通ったときには,この立派な駅を見て追分はずいぶん大きな町だなと思ったが,大学に入って実際に追分駅で降りてみると町の小ささに驚いたのである。昔蒸気機関車がひしめいたという構内も線路は取り払われ,一部には真新しい戸館住宅が建っている。
ホームは4面あるが,4番ホームは2番ホームの一部を切り欠いたもので,1日1本夕張行きの普通列車のみ使用している。ホームの柱は駅員の手により旧おおぞら色に塗られている。かつて夜行のおおぞらで追分駅を通った時,1番ホームの軒下にずらりと旅人が並んで寝ているのが壮観だった。夏はいつもああなのだろうか。
近年は追分も鉄道以外に特色を出そうと力を入れているようだが,駅の隣には「追分町ぬくもりセンター」という立派な温浴施設ができた。広い構内を横断する歩道橋もでき,鉄道記念館や鹿公園にも行きやすくなった。また駅を出て右手国道沿いにはセイコーマートができたので,買い物にも便利になった。
駅裏,歩道橋を渡って徒歩5分。周辺は明治35年に日本最古の保健保安林として指定を受けたところだが,近年新しく整備された。さわやかな環境で,休日にのんびりするのに最適。(H11.5訪問)
鹿公園に案内板があり,延々と歩いて行く。車でも行けるがダートでわかりずらい。住宅風の外観だが,住宅の一部を開放しているものではなく,資料館として建てられたもの。全国の全市町村を訪問した夫婦の旅の記録を展示。定年退職後,旅費を抑えるためほとんど車中泊でまわったという。道内関係は特に充実しており最新情報も収集している。旅好きなら一見の価値あり。(H11.5入館)
900-1700 4下-11下開館 無料
駅裏,鹿公園の近く。追分は最後のSLの走ったところとして知られるが,その最後のSLも追分駅の扇形庫に保管されていた多くのSLとともに直後の火災で焼失してしまった。SL資料館ではD51-320の半動態保存を行っている。常時開館はしておらず,第2・第4金曜の1時から開館し,SLを車庫から引き出す様子を見学できる。(H11.5訪問)
メキシコひまわり(チトニア)は追分の町花。盛夏には町中で赤いひまわりが見られる。また追分で赤いひまわりから品種改良された「白いひまわり」も2000年から本格的に栽培が始まった。
立派な複合施設で温浴施設がある。お湯には活性化媒体によるミネラルウォーターを使用している。露天風呂あり。駅を出て左手すぐ。(2003.2入浴)
日帰入浴1100-2200 第2・4火休 500円
▲ | 西早来(信) | −北海道駅前観光案内所− | 東追分 | ▼ |
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