宗谷本線
風連
- 所在地:名寄市風連町本町
- 開業日:1903(明治36)年9月3日開業
- 標高:110m
- 配線:2面2線(対向式)
- 路程:旭川より68.1キロ, 瑞穂より3.6キロ
- 窓口: 無人駅
- 乗降客数:69人(2013-2017年),416人(1983年)
- 最終乗降日:2018.6.10乗車
●瑞穂→風連の車窓
瑞穂を過ぎると線路は北東へ向きを変える。右手には丘が迫るが,丘の上は牧草地化され,大規模な酪農が営まれている。左に道の駅「もち米の里☆なよろ」(ふうれん特産館)が見えると,まもなく風連に着く。
●風連駅
駅舎は1989年の建物で,白滝駅のようなガラス張りの別室が設けられている。白い壁には落書きもなく,利用者同士の目が行き届いているのだろう。駅前の商店で行っていた乗車券の委託販売は2003年10月限りで廃止された。
対向式ホームで跨線橋もあるが,列車は基本的に1番ホームに停車する。広い構内を有し,昔の名残で周辺には農業倉庫が何棟も建っている。駅に隣接して東西自由通路やさわやかトイレがあり,駅周辺はなかなか賑やか。
●見どころ
□道の駅「もち米の里☆なよろ」(ふうれん特産館)
国道を士別方面に約1km。大福などもち米を使ったお菓子,食事が人気。
□日向温泉
名寄盆地を望む静かな高台にある。駅から約10km。士別軌道バス中多寄線(士別-風連)の士別方面行に乗車。日向温泉を経由するのは一部の便のみのため時刻表で確認のこと。冷泉だが効能に富むとされ,この温泉で命を救われたという方が1976(昭和51)年に湯治場を開いたのが始まり。2013年に施設が一新されている。