北海観光節小さな旅行記島サミットまであと6日

島サミットまであと6日 その5 占冠駅周辺

2009年5月15日

 

トマム駅12時29分発,札幌行きスーパーとかち4号に乗車。石勝線は道北一日散歩きっぷのフリー区間外なので,車掌さんから乗車券を求めた。

占冠駅に到着。窓口は健在。簡易委託駅ながら,出札補充券による発券も行っているので,一部の鉄道ファンには知られている駅である。

 

これが占冠村制作の島サミットポスター。4種類あるらしいが,なかなか全種類張ってあるところがない。

国賓の方々は帯広空港からトマム入りすると報道されているが,一部関係者は占冠本村にも入って交流行事を行うらしい。

駅の待合室には「島しま通信」という村役場のサミット関係の広報紙が置かれていた。第1号ということでサミットとの関わりにおける村の基本姿勢が掲載されていた。

先日,村役場の島サミット担当主査のお話しをうかがう機会があったが,村としてはサミットに浮かれることなく冷静に対応することを旨としていることだった。村として何かを積極的に提案するのではなく,外務省などからの要求に対し,いかに的確に対応できるかがまずは重要なのだという。

その上で,サミットの開催をこれからの村の文化向上にぜひ生かしていきたいとのことだった。最終目標としては今後も国際会議を占冠で開催できる土壌をつくることだという。

占冠村物産館

 

ここには,占冠村と道庁作成のポスター3枚が張ってあった。

レストランメープル

 

こちらでは,特別メニューとして「クリスマス島の海の塩山菜塩ラーメン」と,「クリスマス島の海の塩ラーメンとビーフシチュー入りステーキ丼(オーストラリア牛使用)」を提供していた。塩を使っただけでというのは強引な感じもするが,サミットということで何かを期待して訪れた観光客には嬉しいメニューである。

駅前にあった,高速道路建設の現場事務所は解体され,更地になっていた。高速道路も完成が近づき,工事関係者が去ると,村はこれからどうなるだろうか。

駅から歩いて10分ほどで占冠中央市街に至る。

消防署の窓には,外務省,道庁,村の公式ポスターが全種類張られていた。

 

村役場の歓迎フラッグと玄関。

 

街灯用の歓迎フラッグ。占冠村住民会議が175枚作成し,トマムと中央地区の全街灯に取り付けられている。

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