青函旅行記

十和田観光電鉄(三)

古里 昭和9年10月31日開業 三農高前より1.5キロ
十和田市より6.3キロ
51人

 

七百 大正11年9月5日開業 古里より2.0キロ
十和田市より8.3キロ
100人 無人駅
開業当時からの駅 途中駅では唯一まともな駅舎がある。 唯一の交換駅でもある。

 

大曲 昭和13年2月17日開業 柳沢より2.4キロ
十和田市より12.0キロ
41人 無人駅

列車が近づくとそばの踏切からカンカンカンカンと古めかしい音が聞こえてくる。

 

柳沢 昭和7年10月18日開業 七百より1.3キロ
十和田市より9.6キロ
79人 無人駅

 

三沢 大正11年9月5日開業 大曲より2.7キロ
十和田市より14.7キロ
1510人 有人駅

三沢駅では全部のドアが開く。ワンマン運転のため,他の駅では前乗り前降り。
風格のある改札口風景


三沢駅で購入した「車両竣工図表集」(1000円)。中には古い車両の図面やダイヤなどマニアックなものが詰め込まれていた。今年は開業80周年ということで他にもいろんな鉄道グッズを販売していた。

十和田観光電鉄の旅を終えて

観光電鉄とは名ばかりで観光スポットはあまり見当たらない地味な鉄道であるが,地域の足として着実に役割を果たしていた。ダイヤも正確だし,非常に堅実な商売をしている私鉄だという感想を持った。印象は良かった。

この度の十和田観光電鉄訪問にあたっては十鉄鉄道開業80周年記念行事イベント公式ホームページから有益な情報をいただきました。記して感謝いたします。

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