ちほく高原鉄道ふるさと銀河線

池田 いけだ 有人駅
中川郡池田町東1条1丁目
明治37年12月15日開業
標高20m  347人
2面4線
キヨスク825-1940
右5分ローソン
2002.3.21下車

●池田駅

ふるさと銀河線は起点の池田と終点の北見でJR線に接続しているが,中枢は北見にあって,池田は単なる接続駅といった感じである。池田駅において,ふるさと銀河線は非常に冷遇されている。JRと別に駅舎があるわけでもなく,JRの駅舎を間借りしている形だが,ふるさと銀河線関連のものといえば,切符の自動販売機ぐらいだ。他の駅には掲示されている各駅相互間の運賃表や,PRのポスターさえもない。ホームはJRと共用の3番ホームに発着する列車もあるが,銀河線専用の4番ホームははるか遠いところにある。足の悪い人は乗り換えが大変だろう。


駅舎から遠く離れた4番ホーム

池田駅の利用者はそれほど多くないが,銀河線の接続駅ということで特急スーパーおおぞらは全便停車する。待合室にはコインロッカーがたくさんあるので,大きな荷物は預けて銀河線の旅に出よう。
駅弁も売っている。キヨスクのおばさんに頼むと電話をかけてくれて,10分くらいで駅弁屋さんが作りたてを持ってきてくれる。駅弁屋(レストランよねくら)は駅前すぐなので自分で買いに行ったほうがいいかもしれない。
池田町はワインで有名になったが,ぶどうの栽培は昭和35年から始められ,昭和41年にワインの生産を開始した。昭和45年に町営レストラン開設,昭和50年に「まきばの家」開設。いまだ十勝ワインのブランドはゆるぎないが,観光施設の老朽化でやや苦しくなっているようだ。

親子弁当630円。某駅のノートに地元の高校生が「親子弁当はやめたほうがいいらしい。ステーキ弁当のほうがおすすめ」と書き込んでいた。「やめたほうがいい」と言われたら逆に試してみたくなるもの。汽車の中で食べようと思ったが,弁当箱がみるみる変形して手に負えなくなったので,慌てて待合室で食べた。たしかに変わった駅弁である。
■リンク ホテル&レストランよねくらホームページ

●見どころ

□ワイン城

徒歩15分。駅裏手の丘の上にある。町おこし,一村一品の先駆け。

工場見学830-1730 無料
レストラン1100-1730(5,6,10), -1900(7,8), -1800(9),-1630(11-4)(11-4は火休)

□十勝川資料館

徒歩10分。利別川のほとりにある。体験型展示。

900-1600 火休 無料

ふるさと銀河線TOP 北海道駅前観光案内所 様舞