ちほく高原鉄道ふるさと銀河線

(廃止)上常呂 かみところ 無人駅
北見市上ところ
明治44年9月25日開業
標高96m  176人
2線(対向式)
池田より132.2キロ
広郷より2.8キロ
2002.3.17下車

●広郷→上常呂の車窓

昭和40年代にはほとんど全部が水田だったというが,昭和50年代以降転作が進み,現在では玉ねぎ畑が多くを占めている。オホーツクというと冷涼なイメージがあるかもしれないが,このあたりは日本有数の日照時間が長い地域であり夏は気温も上がるため,農業に適している。

●上常呂駅

広い構内を有し,貨物用ホームや多数の農業倉庫が残る。昭和57年まではこの駅から農作物を全国各地に出荷していた。駅前の商店街も古い建物が多く味がある。
そうした貫禄ある風景が残る一方,駅舎は1994年に上ところコミュニティプラザという立派な建物に建て替えられた。市役所の出張所や図書館を併設しているが,何といってもこの駅の特徴は,市営住宅に直結していることだろう。
しかし早朝,夜間は待合室を締め切ってしまう。駅舎を立派にするのはいいが,管理上の問題で列車が走っている時間帯でも駅を締め切ってしまうのは困る。

●見どころ

特になし

広郷 北海道駅前観光案内所 北光社