東釧路 | ひがしくしろ | 無人駅 | |
釧路市貝塚2丁目 | |||
昭和3年11月11日開業 | |||
標高4m | 420人 | ||
交換駅(島式) | |||
滝川より311.3キロ 釧路より2.9キロ |
|||
駅前ダイエー | |||
2001.9.1下車 |
釧路駅で列車の乗り換えて,いよいよ最東端に向けて出発だ。釧路を出るとまもなく釧路川を渡る。この川は最近まで旧釧路川を名乗っていたが,2001年4月5日に釧路川の名称を取り戻した。大正9年の大洪水を機に建設された岩保木水門から分岐する新水路に,釧路川の名称を奪われていたものである。河口側には幣舞橋が架かり,霧の街釧路を代表する風景となっている。
川のまわりは未だ原野で,20万都市にしては意外な感じがするが,これがまさに釧路湿原の跡である。車窓右手は緑ケ丘とか貝塚と名のつく丘陵で,こちらは都会らしい住宅街が見える。
大正14年,別保信号場として開業し,昭和3年に東釧路と改称,一般駅に昇格した。網走へ向かう釧網本線の分岐駅である。また,もとはといえば釧路臨港鉄道(現・太平洋石炭販売輸送)の根室本線への連絡駅として誕生したのであるが,1986年に貨物扱いは廃止された。
根室方面・網走方面相互の利用で,この駅で乗り換えるメリットはあまりないように思われるが,一風変わった屋根がかかる島式ホームには乗換駅の趣がある。
駅の南側は住宅街,駅の北側は工業地帯。駅前にダイエーがあって,買い物に便利だったが,2002年8月に閉鎖されることになった。
高校生の利用が多い駅。
古い駅舎は2001年夏に外装をリニューアルした。内部は手荷物窓口の跡などがふさがれて残り,むなしい。
意味不明な看板。実際に行ってみれば,どういう訳かわかる。
東釧路駅すぐ南側。縄文早期から中期の遺跡で一部は貝塚公園になっている。
▲ | 釧路 | −北海道駅前観光案内所− | 武佐 | ▼ |