雄信内 | おのっぷない | 無人駅 | |
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天塩郡幌延町字雄興 | |||
大正14年7月20日開業 | |||
標高15m | 8人 | ||
2線(対向式) | |||
旭川より183.7キロ 上雄信内より2.2キロ |
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2002.4.29下車 |
列車はまもなく延長1256mの下平トンネルに入る。以前は天塩川の崖っぷちを通っていたが,事故が多かったため,昭和40年にトンネル化された。
大正14年開業当時からの駅舎を使用している。交換設備も残っており,写真撮影のために訪れるファンも多い。
周辺は通称「おのぶない」と呼ばれるが,天塩町の雄信内との混同を避けるため,地名は雄興(ゆうこう)としている。駅前はまったくの無人地帯で,廃屋が建ち並ぶ様はすさまじいが,橋を渡った向こうには天塩町の集落があり,駅まで車で送り迎えしてもらって利用しているという。
雄信内はポール牧氏の故郷であり,NHK・BS2の「ふるさと旅列車」という番組で,雄信内駅が取り上げられた。ポール牧氏によれば,町はすっかり寂しくなったが駅の雰囲気はほとんど変わっていないという。私も何十年かたって故郷に帰ったとき,一つでも昔と変わらないものがあれば幸せだと思う。
駅前風景。無人の集落なので,聴こえるのは鳥の声のみ。
駅前を右折。かつては両脇に商店が並んでいたことだろう。いちばん最後まで営業していたであろう商店1軒だけがつぶれずに残っている。
道路沿いにはぺしゃんこになった廃屋が10棟ほどあり,すさまじい。 |
雄大な天塩川
特になし
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