7. 鬼峠交流会
●20:00 鬼峠交流会開始
ドラマの鑑賞が終わってから30分ほどの間に,テーブルにご馳走が整えられ,鬼峠交流会が始まった。
まずは,料理隊長の観音さんから,今日の料理の紹介があった。観音さんは昨年,観光協会を退職されて道の駅に「マルシェひまわり」をオープンした。鹿は高橋勝美さんが今日のために捕ってくれた鹿で,「みなさんは最高です」とのお話しがあった。
今日いただく鹿を捕ってくれた高橋勝美さん。鹿は3月6日に双珠別で捕った2歳弱のオスだという。
高橋さんがいつもおっしゃっていることだが,鹿肉を食べるということは,命をいただくことで,命を無駄にしないということに尽きるということ。そのために,高橋さんも鹿肉をおいしくいただけるようにできる限りのことを一生懸命にやっているとのこと。観音さんにも感謝しながら,生きている鹿にも感謝しながら,ぜひとも味わってほしいとのお話しがあった。
いちばん遠方の滋賀県から参加した牡丹灯籠さんの乾杯で交流会が始まった。
メインディッシュの「えぞ鹿ロースのたたき」と「えぞ鹿ヒレのたたき」。味付けにはヤマブドウのソースが用意されていた。
もも肉を使った「えぞ鹿串カツ」。
今回初登場の「えぞ鹿麻婆豆腐」。
鹿には「羆の晩酌」という赤ワインがいちばんよく合うという。ほかにも,ふらのワインのご協力で,各種ワインを安く提供いただいた。
ニニウゆかりのメニューとして,まずニニウといえばギョウジャニンニクを欠かせないということで「ギョウジャニンニクの玉子とじ」。
それからニニウでは,古漬けになったたくわんを塩出しして油で炒めて食べていたのではないかということで「古漬たくわん正油煮」。おにぎりは観音さんのお店で作っている「えぞ鹿そぼろ」「ふきみそ」「大根菜」「大根甘辛」「こんこんカレー」など地元の素材をたっぷりと具に入れたもの。
「えぞ鹿みそラーメン」も登場。
占冠名物の「ニジマスの刺身」と高橋勝美さんのえぞ鹿の缶詰。
ほかにも参加者からの持ち寄り一品料理の数々。
鹿肉づくしの至れり尽くせりのご馳走で,本当に素晴らしいものだった。会田さんにも最後まで参加していただき,いろいろな話で盛り上がった。
23時過ぎ,会場を研修室に移して2次会が始まった。
新キャラクター「鬼峠くん」。先月,村の保育所の豆まき用に,山本さんが描いたもの。
午前1時,札幌から参加の諸氏が帰途に着いた。
午前2時,昨年に比べると早めに宿舎に入った。宿舎では牡丹灯籠さんの熱い話をしばし聞き入った。
こうして,密度の濃い1日は終わった。