最近当サイトの掲示板でも富良野・美瑛を訪れようと考えている方々からの質問がたくさんあるが,富良野・美瑛を列車やバスで巡ることについては,私はこれまで積極的には勧めてこなかった。
しかし公共交通機関だけで富良野・美瑛をまわることが不可能なのかといえばそんなことはない。列車やバスは効率が悪いという人がいるが,それは単にプランの作成に工夫が足りないだけである。問題は列車やバスの本数が少ないということにではなく,旅行者側の資質にあるのである。
今回の旅は私にとって目新しいものは何もないが,列車とバスだけでもこれだけまわれるんだ,ということを実証してみたい。
今日は早起きして滝川を始発列車で出発。乗客は私を含めて2名だった。
芦別では列車の切り離し作業などのため20分ほどの停車時間があった。貫禄のある有人駅であるが,近い将来建て替えになるという。
富良野到着。平日なので高校生も多いが,もう夏休みに入っているようだ。
上富良野駅も平日なので窓口が開いている。
富良野と旭川を結ぶ快速バス。
深山峠で下車。
ラベンダーの株は痛み気味。
まだいまいち知名度がないようだが,深山峠から細い道を少し下るとテディベアビレッジがある。
テディベアミュージアムを中心に,町外から移住してきた人たちが小さな村をつくっており,宿とギャラリーを兼ねたような建物が何棟かある。
広域農道。車で100回か200回は通ったことのある道だが,歩いてみるとぜんぜん印象が異なる。
美馬牛駅に向かって細い道に入る。こんな道を通れるのは徒歩ならでは。
豆 | かぼちゃ | ジャガイモ |
ビート? | ひまわり | 秋蒔き小麦 |
少し歩いただけでいろいろな作物に出くわした。これらが丘のパッチワークをつくっているのだ。
以前はただの小駅に過ぎなかったのだが,この10年くらいで観光客の乗降が急激に増えている。