北海観光節旅行記小さな旅行記 2004.7.26

列車とバスで巡る富良野・美瑛 その1

最近当サイトの掲示板でも富良野・美瑛を訪れようと考えている方々からの質問がたくさんあるが,富良野・美瑛を列車やバスで巡ることについては,私はこれまで積極的には勧めてこなかった。

しかし公共交通機関だけで富良野・美瑛をまわることが不可能なのかといえばそんなことはない。列車やバスは効率が悪いという人がいるが,それは単にプランの作成に工夫が足りないだけである。問題は列車やバスの本数が少ないということにではなく,旅行者側の資質にあるのである。

今回の旅は私にとって目新しいものは何もないが,列車とバスだけでもこれだけまわれるんだ,ということを実証してみたい。

■滝川5:10発→富良野7:20着 根室本線普通列車

今日は早起きして滝川を始発列車で出発。乗客は私を含めて2名だった。

  

芦別では列車の切り離し作業などのため20分ほどの停車時間があった。貫禄のある有人駅であるが,近い将来建て替えになるという。


富良野到着。平日なので高校生も多いが,もう夏休みに入っているようだ。

■富良野7:24発→上富良野7:43着 富良野線普通列車

 
上富良野駅も平日なので窓口が開いている。

■上富良野7:54→深山峠8:02着 ふらのバス ラベンダー号


富良野と旭川を結ぶ快速バス。


深山峠で下車。

深山峠オーナー園


ラベンダーの株は痛み気味。

テディベアビレッジ

 

まだいまいち知名度がないようだが,深山峠から細い道を少し下るとテディベアビレッジがある。


テディベアミュージアムを中心に,町外から移住してきた人たちが小さな村をつくっており,宿とギャラリーを兼ねたような建物が何棟かある。


広域農道。車で100回か200回は通ったことのある道だが,歩いてみるとぜんぜん印象が異なる。


美馬牛駅に向かって細い道に入る。こんな道を通れるのは徒歩ならでは。

かぼちゃ ジャガイモ
ビート? ひまわり 秋蒔き小麦

少し歩いただけでいろいろな作物に出くわした。これらが丘のパッチワークをつくっているのだ。

■美馬牛8:48発→美瑛8:56着 富良野線普通列車

以前はただの小駅に過ぎなかったのだが,この10年くらいで観光客の乗降が急激に増えている。

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