風車の多い家。
ドラえもんとアンパンマン。このドラえもんの本来の用途は暖房用の灯油タンクである。
水田はちょうどしろかきの真っ最中だ。
しかし道路の反対側はすべて放棄田。最近,景観法などという法律もできて,景観をよくするための取り組みがいろいろ始まっているが,農村部ではどこもここも,まだまだ生産可能な農地が近年大量に放棄されており,その荒廃ぶりは目を覆いたくなるほどである。看板をなくしたり,花を植えたりというのは本来二の次の話で,まず人間の暮らしがしっかりと成り立ち,そこに美しい営みがあれば,自ずと景観は美しいものになるはずなのだが。
東6線道路に沿って沢の村を下る。
一目でそれとわかる地神宮。
ほとんど車の走っていない道央道。このあたりでは料金を払ってまでして高速道路は使わないのだろう。
国鉄宗谷本線,東六線乗降場。初めてこの駅で降りたときは,ずいぶん小さな駅だと思ったが,東6線道路を延々数キロ下って駅にたどり着くと,やはりそれなりの重みを持った駅だということを実感できる。
防雪林に囲われた宗谷本線を,さらに北上する。