すっかり寂れきった士別駅前通。
九十九山
一の鳥居より参道を見る。
九十九山はかつて桜の名所として全道的に知られていたという。
二の鳥居から士別神社本殿を見る。
駅前の西條士別店跡は生涯学習情報センター「いぶき」に生まれ変わっていた。1階には図書館が入っており,士別での時間つぶしには好適だ。
士別駅のキヨスクはなくなり,代わって駅そば屋ができていた。そばのほかに,たこやきやオリジナルのお菓子を売っており,好感が持てた。
今日はこれで札幌に引き返し,途中秩父別か妹背牛の温泉にでも寄って帰ろうかと考えていたのだが,駅前のバス停で日向温泉行きのバスの存在に気づいた。
同じバス停から16時30分に3本のバスが出る。はじめに市内循環バス,次に朝日行き,最後に風連行きのバスがやってきた。車内はずいぶん古めかしい雰囲気である。
途中からご老人が乗ってきた。話しているのを聞くと,日向温泉は湯冷めしないのだという。
畑の中にある一軒宿を想像していたが,多寄市街で国道をはずれると山をぐいぐいと登り,眺めの良い丘に出て日向温泉到着。