100周年の飾り付けに彩られる駅舎内。
今日はJR主催の記念セレモニーのほか,「JR北海道音威子府駅100周年記念セレモニー」を応援するイベントとして,鉄道ファン有志による「ねっぷ鉄フェス2012」も行われている。
その中でも注目は音威子府駅名物「バターまんじゅう」の復刻だったが,50セット限定の販売で,8時30分の販売開始と同時に売り切れてしまったとのこと。
古い時刻表を見ると,たしかに音威子府に「バター饅頭」の表記がある。
記念グッズ等販売。
鉄道"お宝"展示会。通常展示されていないものもかなりあった。
鉄道模型運転展示。
鉄道ファンの力でこれほどのイベントができるとはすごい。
レール文鎮。これは,音威子府駅でJRの国内旅行商品を含む支払金額が30000円以上の場合に,先着15名にプレゼントされるもの。展示されていた文鎮にはシリアルナンバーが1/20とあったから,20個製作したうち15個が一般に配布されるのだろう。条件としてはきっぷだけだはだめで,パックなど国内旅行商品の購入が必要とのことであった。買い物のあてはあったが,窓口ではほかにもいろいろ厄介な注文を頼まれて対応に追われているようだったので,購入は遠慮した。
とりあえず,「音威子府駅,咲来駅開駅百周年記念普通入場券台紙付き入場券」を買っておいた。
改札口の横には,さっそく100周年記念のプレートが取り付けられていた。
日本一の駅そばと呼ばれる常盤軒の立ち食いそばも,通常9時30分開店のところ早く店を開け,多くのお客さんで賑わっていた
音威子府駅は,降り立つだけで清々しい気持ちになれる駅である。占冠駅や白滝駅なども同じような感覚がするが,実際に空気がきれいなのかもしれない。
天北線が廃止された現在も,中頓別,浜頓別,猿払,歌登,枝幸方面へのバスが停車し,交通の結節点の地位を保っている。
再びホームへ。側線では保線除雪機械展示会が行われていた。ヘルメット着用が義務とはいえ,先ほど特急が通過していったばかりの線路を自由に歩いて見学できるとは,何ともおおらか。
荒れ地となっている草むらには,ずっと向こうまで鉄道関係の施設があったのだと説明を受ける参加者。私も最初に音威子府を訪れたのは,大学2年の1996年であり,往時のことは知らない。
セレモニーが始まる前から1番線に入線していた列車。音威子府で1時間13分の大停車をして終点名寄へ向かう。
今日は朝が早かったので,早速「祝・開駅100周年記念お弁当」を食べた。
続いて音威子府駅開駅100周年「音威子府バーガー」。ハンバーガーを食べるのは生まれて4回目かと思うが,音威子府産そば粉使用で,山菜などが挟み込まれており美味だった。
実は1日に3往復しかない,名寄〜旭川間全駅停車の列車。
旭川到着。
旅行記終了。読んでいただきありがとうございました。