今度は一般の路線バス仕様の車両が来た。
松尾鉱山は標高900m付近にあり,まだまだ急な下りが続く。里に近づくと紅葉も色づきを取り戻してきた。
東八幡平温泉郷の麓にある柏台地区。ニセコのようなペンション街を想像していたが,この辺はまだ生活感にあふれた景色だった。
東八幡平交通センター
盛岡行きのバスにはここで乗り換えとなる。外国人の乗客がいて,運転手さんが英語で乗り換えの案内をしていた。
写真左手のバスから右手のバスに乗り換えとなる。乗り換え客には,接続便の運賃が200円引きとなる乗り継ぎ券が渡された。
今度乗ったバスの運転手さんも,外国人の乗客に英語で説明をしていた。
東八幡平から花輪線の大更駅までは,かつて松尾鉱山鉄道が走っていたルートをなぞる。途中で県道を外れて,怪しい道を通る区間もあった。
花輪線の大更駅と東北新幹線のいわて沼宮内駅を結ぶ,1日2往復のみの希少なバス。
暗いので写真がうまく撮れなかったが,途中の車窓には本州では珍しい美瑛的な風景が広がっていた。
およそ30分でいわて沼宮内駅到着。沼宮内駅には6年前の夜に一度降り立ったことがあって,店もなく真っ暗だった印象があるが,それから新幹線の駅ができて,ずいぶん華やかになった。