北海観光節旅行記九州吹雪

由布院

天ヶ瀬9:19発→由布院10:00着 特急ゆふDX1号

博多と別府を久大本線経由で結ぶ特急ゆふDX1号。自由席は空いていた。

豊後森を過ぎると,車窓は雪景色になった。まさか九州で雪とは。既に大分県に入っているが,ようやく分水嶺を越えたのは由布院に近くなってからだった。

 

由布院駅到着。磯崎新設計の駅舎は有名だが,閉鎖的な外観とは対照的に,中に入るとハイサイドライトが大変明るく,屋内と屋外の区別がつかない感じさえした。こういうことは実際に訪れてみなければわからない。

観光客で賑わう由布院駅前。

B-speakというお菓子屋。湯布院御三家の一,山荘無量塔がプロデュースするお菓子屋で,湯布院スイーツの代表格だという。

湯の坪街道。お土産屋が並ぶ由布院温泉のメインストリートである。

□に/の「ます」が実際に使われているのは初めて見た。

由布院美術館

 

美術館巡りも湯布院の楽しみ方の一つだという。それでとりあえず由布院美術館に入館。象設計集団の設計による昔の学校のような建物だ。

 

小径には人力車が行き交っていた。

由布院玉の湯・由布院市

 

湯布院では「御三家」と呼ばれる,抜群の人気と知名度を持つ旅館がある。それぞれ客室数は多くないが,広い敷地を持ち,お土産屋や食事処が一般観光客にも開放されている。由布院玉の湯はその一つ。門構えは意外なほどひっそりしていたが,雑木林を抜けるとお土産屋の「由布院市」があった。

亀の井別荘・鍵屋

 

御三家の一,亀の井別荘。ここのお土産屋は鍵屋という。こちらのアプローチもどろどろの砂利道でなかなかすさまじいものがあった。

由布院市,鍵屋とも,意外なほどひっそりとしており,厳選されたオリジナル商品のみを扱っていた。ただ,いくら御三家といっても,北海道ではまったく無名なので買ってもしょうがないと思って何も買わなかった。

金鱗湖

湯布院のシンボルとなっている大きい湖。湖畔には温泉が湧いている。

  

お土産屋の数は圧倒的で,東京でいえば原宿の裏通りを巡るような楽しさがあった。これが湯布院の人気の秘密であろう。ただ,これといったお土産は見あたらなかった。

結局,「おにぎり温っためますか」とも聞いてくれないコンビニで冷たいおにぎりを買って昼食とした。

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