大分自動車道は雪のため通行止めが続いていた。
日豊本線のガード下をくぐって。臼杵市街に入る。「これより城下,温泉なし,温心あり」。
福良天満宮
城下町の臼杵には神社も多いので,初詣もしておく。
干支くじや招き猫くじがあって賑わっていた。
松島神社
この神社ではひっそりと神楽が奉納されていた。
街路は初詣の市民がたくさん歩いていた。みないくつかの神社をはしごしていたようである。知らない人でも会う人みんなに「おめでとうございます」と挨拶していた。
元気のいい少年達は,全部の神社にお参りするのだと言って,自転車を急がせていた。
車は少なく静かで,街中のあちらこちらから神楽の太鼓や笛の音が聞こえていた。
こういった風景こそ本当の日本の初詣なのだろう。
八坂神社
市民からは「祇園様」と呼ばれている八坂神社。ここも社殿の中で神楽が奉納されていた。北海道の神社のように越天楽を録音テープで流しているのとは趣が全然異なる。
臼杵城跡。
午前2時を過ぎ,商店街を歩いて駅に戻る。
臼杵駅には深夜に夜行列車が停まる。
この列車は予想どおり空いていた。