2008年12月31日(水)
5時15分,宿を発つ。道後温泉駅前には既にタクシーが何台か停まっていたので,松山中央郵便局まで送ってもらった。運賃870円。旅行5日目となり荷物がかさばってきたので,自宅に小包で送っておいた。
いくぶん身軽になり,松山駅まで歩いた。写真は,大手町で路面電車と伊予鉄道の線路が道路上で交差する場所。
松山駅には早めに着いたので,途中まで普通列車で行くことにした。きっぷは特急乗り放題だが,時間さえあれば普通列車に乗ったほうが楽しい。
ここで松山から乗る予定をしていた特急列車に乗り換えた。
津島ノ宮駅付近から瀬戸内海がきれいに見えた。
丸亀駅前。丸亀市は香川県第2の都市で,ガイドブックにも見どころがいろいろ載っていたが,駅前はあまり栄えている感じがしなかった。
予讃線と土讃線の乗換駅の多度津まで1駅引き返す。
多度津にて5分間の停車中にスタンプを押すことができた。
金蔵寺駅で上り南風4号待ち合わせ。四国霊場七十六番札所の金倉寺が近くにあるという。
善通寺駅到着。ホームには「弘法大師のふるさと周遊指定地」という大きな看板があった。
四国霊場75番札所・善通寺が近く,風格のある駅舎,駅前風景だった。四国といえば88箇所巡りというイメージもあるが,これまで2度四国を旅行して,一度もお遍路さんを見たことがない。恐らく,一般の観光客が見ることのできない,まったく別の四国があるのだろう。
四国でも列車本数が多い区間なので,列車は頻繁にやってくる。
特急は琴平駅で下車。8年ぶりの訪問である。
普通列車に乗り換え,香川徳島県境を越える。
塩入駅で上り南風6号待ち合わせのため4分停車。列車交換の時間を利用して,ホームに降りられるのは普通列車ならではの醍醐味である。
徳島県に入って最初の坪尻駅では,スイッチバックで駅のホームに進入。
吉野川沿いに広がる市街地が見えてきた。これで右回りの旅3周目は完了である。