2009年12月31日(木)
6時20分に宿を発つ。駅に着く頃には空もだいぶん明るくなっていた。これから越年の長い旅が始まる。
早朝の下り列車は空いていた。
終着駅の修善寺到着。
駅前の東海バスターミナルは12番線まであって壮観だった。
発車すると間もなく,地球温暖化防止のため,車内の暖房を控え目にしている旨の案内放送があった。乗客は2人しかいなかったので,バスの大きな車内を暖房するのがもったいないというのはもっともな話だが,バスが寒いからといってみんなマイカーを使うようになっては本末転倒である。
バスは天城峠を越える下田街道から別れて,西海岸を目指す。
雄大な眺めの土肥峠。峠の西側ではまだ狭隘な区間も残っていたが,近い将来全面改良されるようである。
土肥温泉恋人通り商店街。
土肥で駿河湾に出て,バスは海岸を南へ進む。北に富士山が見えた。
今日は風が非常に強く,清水港と土肥を結ぶ駿河湾フェリーは欠航と案内が出ていた。
地獄極楽めぐり,だるま寺など,国道136号線沿いには昔ながらの観光地らしい施設が点在していた。
恋人岬。夕日の名所だという。
宇久須港 | 田子漁港 |
バスはときおり国道を外れて,漁港の市街地の中を通っていった。
奇勝,堂ヶ島。
東海バス松崎駅到着。