北海観光節旅行記八割方TOKYO

青梅線

下りのケーブルカーを待つ列。

日の出まではまだ6時間あり,この寒い中で待ち続ける根性はないので,とりあえず高尾駅まで戻ることにする。

高尾山1:37発→清滝1:43着 高尾山ケーブルカー

ケーブルカーに約30分待ちで乗車。

 

高尾山口駅前のそば屋とお土産屋。

高尾山口1:52発→高尾1:54着 京王高尾線各停

京王電鉄高尾線は30〜40分間隔で終夜運転を行っていた。

JR高尾駅で乗り換え。JR中央本線も高尾〜東京間は約20分間隔で終夜運転を行っていた。

高尾から先の行程はまだ迷っていた。選択肢は2つあった。立川から武蔵御嶽神社初日の出号に乗るか,高尾から外房初日の出1号に乗るかである。

おそらく今日はどちらでも初日の出は見られる。それならば,御嶽山で厳かに初日の出を見ようということで8割方気持ちは固まりつつあったが,今日は大寒波が来ており,東京都内いえども標高1000m近い山頂で朝まで待つのは正直きついと思った。

高尾駅に到着すると,外房初日の出1号が発車を持っていた。この列車はE257系9両編成の臨時特急で,4両連結されていた自由席はガラガラだった。特急のリクライニングシートにはかなり惹かれたが,やはり房総半島などでぬくぬくと日の出を見るより,きりりと引き締まった山頂から見たいし,まさか遭難することもないだろうと思って,列車を見送った。

高尾2:19発→立川2:38頃着 中央本線 各駅停車東京行き 

青梅線の武蔵御嶽神社初日の出号に乗るため,まず中央本線で立川まで行く。

午前3時の立川駅。この時間でも列車が頻繁に発着し,駅は賑わっていた。

立川3:10発→御嶽3:57着 武蔵御嶽神社初日の出号

武蔵御嶽神社初日の出号は2時台,3時台,4時台に各1本運転される。青梅線は初めて乗る路線である。

6両編成の電車は混んでおり,途中までは立つことになった。さすがは東京というか,この時間でもこんなに人が多いとは驚いた。

御嶽駅到着。冬山登山に近いものがあるのかと思ったら,みんな普通の服を来ていたので安心した。

御嶽山へのバスとケーブルカーがセットになったJRの会員券を発売していた。

バウチャー券が4枚綴りで1500円。

駅前では樽酒が振る舞われていた。

 

ケーブルカーの乗り場までは西東京バスがピストン輸送を行っていた。

毎年御嶽山に初詣に来ているという少年達によると,いまは混んでいるので少し待ってからケーブルカーに乗った方がよいとのことで,バスの降車場にあった焚き火でしばらく暖をとった。東京もこの辺りまで来ると,ほのぼのとした雰囲気が感じられた。

バスの降車場からケーブルカーの乗り場まではやや距離があった。

御岳登山鉄道滝本駅。

滝本5:00発→御岳山5:06着 御岳登山鉄道 上り

高低差423.6mを登るケーブルカー。

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