北海観光節旅行記白鬚神社と沖縄・東北

狭井神社

風格ある街並みの中を行く。

神御前神社。静かに御神火が来るのを待っている。

狭井(さい)神社。大神神社祭神の荒魂を祀る神社。

初詣客は大神神社に次いで多い。

薬井戸。万病に効く霊泉だという。

 

霊泉は御神水としてペットボトルで授与されていた。

三輪山登山口。

市杵嶋姫神社。

大美和の杜展望台。恋人の聖地にも選定されている。

久延彦(くえひこ)社。合格祈願,知恵の神様ということで,学生の参拝者が多かった。

先ほどゆっくり見れなかった大神神社に戻る。「願えばかなう大絵馬」。

 

既に絵馬一杯に願い事が書かれていた。

三輪さんのなでうさぎ。江戸時代中期から伝わっているものだという。

御神酒所。

宝物収蔵庫。拝観料を払って見学しておいた。

 

境内を出て,駅に戻る。参道には,雑穀などを並べている店もあった。

うまくいけば,十八社巡りの行列とどこかで行き合うかと思ったが,意外と早くもう大神神社に戻ってしまったようだ。松明からこぼれた火だけが,あちこちに落ちていた。

馬場本村のお地蔵さん。

もう4時近くだというのに,駅へ戻る参道には人波が絶えていなかった。

 

那覇空港で年越しそばを食べてから,もうだいぶん時間がたった。これからまた列車で移動するので,食事をしておく。

お好み焼きを注文して,露店の中で食べさせてもらった。御神火まつりを見て一息ついている人たちがほかに何人かいた。

40歳くらいと思われる男性が,「どこから来たの」などと話しかけてきた。この夜中に一人でいるのだから,やはり何らかの事情を抱えているのだろう。しかし顔は幸せいっぱいで,新年を迎えた喜びを分かち合いたくて誰彼となく話しかけているようだった。年が変わったからといって何かが生まれ変わると考えるのは幻想に違いないが,人類は少なくとも数百年以上,こうして毎年新しい年を迎えるのを喜び合っているのである。

時間があれば,話もしてみたかったが,5分で食べなければ列車に間に合わない。結局,半分食べきれずに,店の人から輪ゴムとビニル袋をもらい,駅に急いだ。

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