ちほく高原鉄道ふるさと銀河線

(廃止)笹森 ささもり 無人駅
足寄郡足寄町大誉地
平成元年6月4日開業
標高 m  2人
単線
池田より62.2キロ
上利別より3.8キロ
2002.3.18乗車

●上利別→笹森の車窓

上利別を出てすぐ第8利別川橋梁を渡るあたりはかなり開けており,川が暴れて河畔に水が溢れた跡がうかがえる。やがて谷は狭くなり,利別川は渓谷をなしてくる。旧国道は線路の右側を走っていたはずだが,今ではその跡も認めがたい。周辺には人家もまったくなく,こんなところになぜ駅がというところに笹森駅はある。

●笹森駅

昭和23年に仮乗降場として設置。時期不明だが昭和56年以前に上利別寄りに1.1km移転し,JR移行時に駅となった。しかしキロは設定されず,銀河線転換日が駅開業日となっている。
国道とはそれほど離れていないが,間に林が横たわっており,国道を走っている限り駅の存在には気づかない。私は陸別から始発列車に乗り6時44分大誉地駅で下車,そこから歩いて笹森発7時35分発の列車に乗ることにした。思ったよりも時間がかかり,半分くらいは走った。発車までもう5分となってもまだ駅が見つからない。一か八か「この道だ」と思ったところで小道に入り,ホームが見えたときにはほっとした。
こんな駅にもわずかに利用者がいるらしく,ホームはきれいに除雪されていた。

国道からのアクセス道路 駅全景

●見どころ

特になし

上利別 北海道駅前観光案内所 大誉地