栗山 | くりやま | 有人駅 | |
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夕張郡栗山町中央1丁目 | ||
明治26年7月1日開業 | |||
標高25m | 414人 | ||
2線(相対式) | |||
長万部より191.5キロ 由仁より5.1キロ |
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委託窓口800-1800 (土日800-1600) |
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まっすぐ5分セブンイレブン | |||
2000.12.2乗車 |
由仁から再び複線となり,ひたすらまっすぐ北へ向かう。非力のキハ40形気動車も最高速度に達して快走する。夕張川を渡ると左右に水田が開け,純農村の風景が展開する。栗山は夕張川の沖積地・栗山盆地に拓けた農村である。
2000年2月に駅舎が建て替えられた。音楽,演劇,美術なとの創造空間を併設した立派な建物で,「くりやまカルチャープラザEki」という名前が付けられている。単に建物が立派なだけではなく,よく考えて計画されており,駅を中核としたまちづくりとして,今後のこの規模の駅のモデルとなってゆくだろう。
委託窓口はJRと中央バス共通。栗山は駅が置かれて以来,南空知の中心都市として発展し,旧夕張鉄道の分岐駅でもあった。今も駅前から各方面にバスが出ている。駅舎建て替えに合わせて駅前の商店街も一新した。
駅前。人口15000人レベルの町にしては,大変立派な構え。ただ,再開発前の駅前も非常に風格があり,古きよき時代の面影を残す駅前風景が失われたのは残念。
旧栗山駅。1999.5.3撮影。すでに新駅舎が建設中。
駅の北,徒歩10分。ふるさといきものの里100選。国蝶のオオムラサキの生息が1985年に確認され,「栗山オオムラサキの会」が雑木林の保全活動を始めた。平成9年,ここを舞台に市川森一脚本のドラマ「夢の標本」が放送された。山の中を園路で巡ることができるが迷いやすく,展望台からの眺めはあまり良くなかった。(H11.5訪問)
▽くりやま公園[自100]
夕鉄のSL,9600形21号機を展示。 (H11.5訪問)
▽なかよし動物園
1000-1700(9-は-1600) 11/4-4/28休園 無料
▽四国八十八ヶ所・西国三十三ヵ所
▽キャンプ場
役場にて利用許可を受ける。無料。
▽ふれあいプラザ
自然とのふれあいの基地。H2整備。御大師山の歴史や自然の展示あり。
1000-1800 火休 無料
▽ファーブルの森
蝶の楽園,ホタルの家など。(H11.5訪問)
▽観察飼育舎
H3整備。蝶がたくさんいる。(H11.5入館)
1000-1600 4/29-10末開館,火・祝翌休 無料
駅を出て左手に進み,500m先でさらに左折。道道45号恵庭栗山線沿い。明治11年創業。蔵が建ち並び壮観。記念館には資料を展示。(H11.5訪問)
1000-1600 無休 無料
▽酒の郷なつかしホール
まち創りグループ「創(クリエイト)21」が,レンガ倉庫を借りてイベントに使用している。H11.4仮オープン。H11.9正式オープン。夕張川の見えるカフェがある。(H11.5訪問)
駅から徒歩15分。役場南側の「南大通り」を東に進み,右手。彫刻家・米坂ヒデノリ氏の作品を約50点展示。
1300-1700 5/18-9/14の日曜のみ開館 無料
徒歩20分。駅前まっすぐ進み,国道で右折,すぐに左折し,橋を渡ったところ。天然温泉。露天風呂あり。
日帰入浴700-2300 無休 500円
駅から2.5km,栗山中学方面。王子製紙研究所。植物園,リスの森など9のエリアが設けられ,車椅子でも森林浴を楽しる。白樺並木道も有名。
▽王子製紙森林博物館
2000年7月,王子製紙森林資源研究所栗山研究室が森林博物館となった。休日にも見学が可能になる。栗山研究室は1956年開設,北海ポプラを開発した。
由仁,夕張方面のバスで10分。1時間に1本程度の本数がある。栗山町開祖・泉麟太郎は,仙台に残留した伊達藩の一部を率いて,明治31年に角田へ入った。角田は昔の栗山の中心地で,昭和24年に角田村が栗山町と改称後も,昭和38年まで役場が置かれていた。なお中央バスの高速夕張号も角田に停車する。夕張鉄道の跡をたどって夕張へ乗り継いでみるのも面白い。
1000-1600 月・祝翌休 無料
▽開拓記念館
泉麟太郎が明治31年に建てた住宅。
1000-1600 月・祝翌休 無料
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