上尾幌 | かみおぼろ | 無人駅 | |
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厚岸郡厚岸町大字苫多村字上尾幌 | ||
大正6年12月1日開業 | |||
標高39m | 66人 | ||
交換駅(対向式) | |||
滝川より331.7キロ 別保より14.7キロ |
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2000.8.6下車 |
釧路町はたった1駅で通過し,上尾幌まで長い山越え区間に入る。別保で既に山峡の趣があったが,さらに谷間は狭まり住宅が見えなくなる。さらに進むと線路の両側が鉄道林に囲われる。道路からも遠いのでかなり山奥という感じがする。この辺は広葉樹が多い天然林だと思われる。紅葉の時期にはきれいなことだろう。鹿も多そうだ。トンネルを越えてやや視界が開けてくると上尾幌到着だ。
駅舎は大正15年築,現役の交換駅で貫禄がある。駅前広場には花壇や木などを配し立派な構えである。周辺は郵便局もあるけっこう大きな集落。かつては炭鉱で栄え,小学校も往時は800名の生徒がいたという。昭和20年には米軍の空襲を受け,駅も被害を受けた。昭和35年から39年にかけて炭鉱の閉山が相次だ。
特になし。
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