沼ノ沢 | ぬまのさわ | 無人駅 | |
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夕張市沼ノ沢 | |||
明治38年11月15日開業 | |||
標高170m | 274人 | ||
単線 | |||
新夕張より2.7キロ | |||
1998.6.7乗車 |
道東へ向かう石勝線のルートと別れて,ガタゴト車体を揺らしながら左へカーブを切り,夕張川を渡る。ここから先は旧夕張線そのままで,名前だけが石勝線に変わったという感じだが,地元では今でも「夕張線」で通用しているようだ。しかし,かつては長大石炭列車が走っていた線路に,今はディーゼルカーがたった1両で走るだけというのはあまりにも寂しい。周辺は開けており,夕張川も大きく蛇行している。いくらも走らないうちに沼ノ沢到着。
北東部にある北炭真谷地炭鉱への専用線の接続駅として開設された。現在も広い構内には側線が2本残る。ホームは2番ホームが使用されているが,1番ホームの跡も残っている。駅舎は昭和38年の建物で,「レストランおーやま」が営業している。乗車券の委託販売は行っていない。駅の利用者は意外に多い。
徒歩5分? 夕張の農業紹介,試食。
真谷地炭鉱は昭和62年閉山。駅から30分ほど歩くと,炭鉱事務所や選炭場,古い市街地など,往時を偲べるものが残っている。特に観光施設にはなっていないが外観からの見学は自由。近年はこうした産業遺産を次世代へ引き継ごうという動きも活発化している。
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