石勝線

新夕張 しんゆうばり 有人駅
夕張市紅葉山
明治25年11月1日開業
標高151m  552人
2面5線
南千歳より43.0キロ
十三里より2.8キロ
みどりの窓口725-1530(日祝休)
キヨスクあり
駅前セブンイレブン
国道左5分セイコーマート
2003.2.15下車

●十三里→新夕張の車窓

シェルターをくぐるところで高速道路と交差。新夕張の手前にはやや狭い谷があり,石勝線はトンネルで抜けるが,高速道路は谷に入る前に夕張インターチェンジで国道274号に接続している。高速道路はこの先十勝清水まで未開通である。
さて,トンネルを抜けるとまもなく新夕張到着だ。

●新夕張駅

元は夕張線で紅葉山駅を名乗っていたが,石勝線開通時に新夕張と改称,紅葉山−夕張間も石勝線に編入され,新夕張駅は石勝線夕張支線への乗換駅となった。
石勝線の新夕張−新得間は普通列車が運行されていないため乗車券のみで特急自由席に乗車できるという特例があり,青春18きっぷや一日散歩きっぷなど普通列車乗り放題のきっぷを利用する人は,新夕張駅で普通列車と特急列車の乗換えをする。
駅周辺にはセブンイレブンやセイコーマートがある。またメロードという農協の大きなスーパーもある。弁当や飲み物を買って,駅や列車の中で食べると旅情が沸き立つであろう。ただこのあと特急に乗る場合は,混んでいることもある(特に冬)ので注意。国道274は車がはげしく往来しせわしないが,駅はのんびりしていていい。
周辺に特に見どころはないが,紅葉山といわれるだけあって山に囲まれた感じがいい。駅は石勝線の線形の関係で旧来の紅葉山駅から10m高いところに移設されている。そのためホームは開放感抜群で気持ちがいい。駅前から,階段→駅舎→地下通路→階段→ホームとだんだん高いところに上って行くアプローチは神社の参道にも似た趣がある。


駅舎は一段高いところにある。

夕張線時代の駅名標が駅前広場に保存されている。

ホームにはキハ40が1両で停まっていることが多い。

ここからタブレットを持った駅員さんが出てくる。

窓口が開いていないこともあるので,乗車駅証明書発行装置が設置されている。

キヨスクもある。休日には旅人の姿も多く見かける。

ホームは2階なので地下道のような連絡通路を通る。

駅舎近影。無機的な駅舎が多い石勝線にあって,赤い壁面に暖かさを感じる。

●見どころ

特になし

この地は今でも紅葉山と言うのが普通である。国道には上下線両側にコンビニがあるため,マイカー旅行者にとっても日高町と並ぶ休憩スポットとなっている。

十三里 北海道駅前観光案内所 |(信)楓| 沼ノ沢