宗谷本線

天塩中川 ( てしおなかがわ )

  • 所在地:中川郡中川町字中川
  • 開業日:1922(大正11)年11月8日開業
  • 標高:23m
  • 配線:2線(対向式)
  • 路程:旭川より161.9キロ,佐久より8.3キロ
  • 窓口:無人駅
  • 乗降客数:17人(2016-2020年),346人(1983年)
  • 最終乗降日:2002.4.29下車

●佐久→天塩中川の車窓

天塩川沿いの酪農地帯を北上する。途中には仮乗降場起源の琴平駅があったが,1990年8月いっぱいで廃止となった。

●天塩中川駅

駅舎は1953(昭和28)年築で,2014年に町によって建築当初の雰囲気に復元された。
駅名はもと誉平(ぽんぴら)といったが,1951(昭和26)年に村名に合わせて天塩中川と改称した。中川村は1964(昭和39)年町制施行。上川支庁最北の町である。

現駅舎が建った1953(昭和28)年に,まちなかを流れる天塩川の流路切り替え完了し,町のつくりが大きく変わった。その当時形成された貫禄ある商店街は今世紀に入るまで残っていたが,2002年以降の道路拡幅でいまは跡形もなくなっている。

改修前の駅舎(2002年撮影)。
改修前の待合室(2002年撮影)。
改修後の駅舎。
懐かしい雰囲気の駅前(2002年撮影)。

●見どころ

□ぽんぴら温泉 ポンピラ・アクア・リズイング

駅から約1.6km。お湯は良くないが,宗谷本線沿線の中では駅に近いところにある貴重な公共温泉施設。建物はホテル風。キャンプ場に隣接していて夏には賑わう。

□見晴公園

ぽんぴら温泉の前にある山で,第一展望台と第二展望台がある。展望台からの眺めは絶景というほどではないが,展望台までのアプローチや,丸太で組んだやぐらの展望台には趣がある。

 

▲佐久
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宗谷本線その3▼