美幌 | びほろ | 旅客駅 | |
網走郡美幌町字新町3丁目 | |||
大正元年10月5日開業 | |||
標高13m | 1084人 | ||
交換駅(島式) | |||
新旭川より206.1ロ 緋牛内より11.5キロ |
|||
みどりの窓口750-1800 | |||
キヨスク800-1800(日休) | |||
2000.8.9下車 |
トンネルで美幌に入る。峠というほどでは無いが,実は明治14年までは北見釧路国境であり(明治14年に美幌を含む釧路国網尻郡が北見国網走郡に編入された),北見と美幌を大きく分断している印象を受ける。トンネルを過ぎると狭い沢をグネグネと下る。そしてやや土地が開けてくると丘にジャガイモや麦の畑が見えてくる。網走川と美幌川が合流する美幌の盆地では水田が見事。美幌は明治5年に成立した古い町で,明治29年に区画測設が行われ,300間の正方区画が引かれている。
新駅舎は相生線廃止直後の昭和60年12月1日完成。相生線用の1番ホームが残るが,現在は島式の2・3番ホームのみ使用している。相生線は北見から阿寒,釧路を結ぶ目的で建設され,実際には木材輸送に活躍した。また,相生経由で阿寒にバスで行くことができ,観光客にも利用されていた。
ホームには重厚な屋根がかかっており,阿寒国立公園の北の玄関口として風格を保っている。特急オホーツクも全列車停車する。
構内には側線がたくさんあるが,これは駅裏の製糖所への貨物扱いがあったころの名残だろうか。日本甜菜製糖の専用線は1991年5月に廃止された。
駅の中には美幌林業館と観光案内所が併設されている。今も美幌駅は阿寒観光の北の拠点であり,美幌駅から「阿寒パノラマコース」のバスに乗りかえる旅人も多い。
美幌駅に併設。交通記念館は2001年6月に閉館となり,同年9月に観光・物産・地域の情報提供スペースに改装。
900-1700 日祝休 無料
国道を北見方面に進み,網走川を渡ってすぐ左折。駅から1.5km。
▽美幌農業館・美幌博物館
半円形の建物で,エントランスを中心として,左右に美幌農業館と美幌博物館が配置されている。町の博物館としては大変充実している。未来の農業に関する展示もある。
930-1700 月・月末日・祝翌休 一般300円,学生200円
▽グリーンビレッジ美幌
味噌,豆腐,ハム作りなどの体験施設。要予約。
900-1900 月休 1000-2000円
▽焼肉ハウス美幌
1100-2000 4/29-12/1営業 月休
▽キャンプ場
バンガローなど充実し,家族向き。人気高い。管理人845-1715(繁忙期7-21時)駐在
1人200円
国道243号沿いに1996年オープン,日帰り入浴施設。道内屈指の規模。観光ルート沿いにあって大人気。浴場は,プラネタリウムをイメージした丸太を組んだ大きなドーム。泉質豊富,露天あり。
日帰入浴1000-2145 第2水休 500円
*美幌駅前−峠の湯びほろ間にバス運行(平日4往復,土日3往復)。バス往復運賃+入浴券のセット券は900円。時刻は美幌町ホームページで確認。
▲ | 緋牛内 | −北海道駅前観光案内所− | 西女満別 | ▼ |