次は本日の第2目的地,豊富温泉へ向かう。ホワイトフェスタの会場へは後でまた戻ってくる予定だ。
豊富温泉は日本最北の温泉郷を名乗っている。規模は小さいが古めかしいスナック街などもあったりして,なかなか情緒ある温泉街である。
さらにお湯がいい。全国でもまれに見る石油混じりの温泉で,乾癬やアトピー性皮膚炎に特効があると言われ,全国から湯治客が訪れる。
豊富温泉に入浴するのは3度目になるが,きょうは町営のふれあいセンターにする。たまたま今朝の道新でこの施設が紹介されていた。
湯殿は一般用と湯治用に別れている。以前湯治用に入浴して,手ぬぐいや下着をだめにしてしまったので,今日は油を濾過で取り除いている一般浴場で入浴した。
しかし,やはりもの足りなさを感じ,そもそも今日は汚れてもいいように備えをしてきているので,湯治湯に入り直すことにした。
ただ,湯治湯も以前ほどのドロドロさはなくなっていた。源泉を変えたのかもしれない。いずれにしても,強烈な湯がかけ流しにされており,素晴らしい温泉であることに違いはない。
豊富温泉は今年,湯治客をターゲットにしたカーシェアリングやレンタルオフィスの提供,体験ツアーの実施などを開始し,注目度を増している。
その拠点となっているのが,ふれあいセンター内に置かれたコンシェルジュデスクである。そして温泉街に新しい風を吹き込んでいるのが,老舗の川島旅館である。