やや時間があるので,バスで美深温泉まで往復してみる。
西里の交差点を通過。信号を右に折れ,天塩川を渡ると紋穂内駅がある。今年,女子高生が1人だけ利用する駅としてテレビで紹介されていたが,国道沿いには比較的最近(1999年3月)まで小学校もあったようである。
バスは道の駅「びふか」から国道を外れ,天塩川の河跡湖を渡って美深アイランドと呼ばれる地区に入った。思いのほか大きかった美深温泉。
温泉に入るほどの時間はないので,1度来たかったチョウザメ館を見学することにした。
もともと天塩川にはチョウザメが生息していたそうで,美深町ではこの30年来,一村一品としてチョウザメの養殖を行っているという。水槽には大きさ別にたくさんのチョウザメがおり,近づくと水面から興味深そうに顔を出していた。
恩根内で折り返してきたバスに乗車。
美深市街の北のはずれにある美深9線バス停で降車。
雪灯篭はやっぱりどこも原形をとどめていない。
お食事処 | 肉屋さん(馬肉あり) | ガス屋さん |
肉屋さん | お菓子屋さん | 食料品店 |
美深町は人口約4600。1960年頃のピーク時には14000を超える人口があっただけに,市街地は大きい。
お菓子屋さん | 写真屋さん |
お菓子屋さん,肉屋さん,写真屋さんなど何軒もあるのは,町の規模を考えると驚異的である。
ラーメン屋さん | 時計屋さん | 本屋さん |
パチンコ屋さん | 靴屋さん | 瀬戸物屋さん(種あり) |
酒屋さん | 食堂 | 時計屋さん |
薬屋さん | 手芸店 | 金物屋さん |
不明 | 自転車屋さん | 米屋さん |
パーマ屋さん | 文房具屋さん | 食料品店 |
しかし,こうして灯りをつけてまで店を開けていて,1日に何人のお客さんが来るのだろうか。店によっては下手をすると,1人もお客さんが来ない日も珍しくないのではないだろうか。
市街地の南の外れまで歩き,「美鈴食堂」で夕食を取ることにした。「ジャンボギョーザ定食750円」と店内の至る所に張り紙がしてあったので,それを頼んだ。
女将さんがきびきびとした方で,かつていろいろな表彰を受けているようだった。小上りではお爺様方が遠慮がちに燗酒を頼み,静かに晩酌を始めていた。
駅前通りに戻る。ここに雪灯篭が灯っていた。実はさっき通ったとき,補修をしていたのだ。1か所だけでも灯っていてよかった。
美深の「雪とうろうまつり」は9日〜明日14日までの開催で,今年は33基が制作されたという。酷寒の地で日本情緒漂う灯篭とはよいものだ。