北海観光節小さな旅行記天塩・紋別冬のイベント巡り

天塩・紋別冬のイベント巡り その2

美深16:15発→美深温泉16:24着 名士バス 恩根内線 恩根内行き

やや時間があるので,バスで美深温泉まで往復してみる。

西里の交差点を通過。信号を右に折れ,天塩川を渡ると紋穂内駅がある。今年,女子高生が1人だけ利用する駅としてテレビで紹介されていたが,国道沿いには比較的最近(1999年3月)まで小学校もあったようである。

バスは道の駅「びふか」から国道を外れ,天塩川の河跡湖を渡って美深アイランドと呼ばれる地区に入った。思いのほか大きかった美深温泉。

 

温泉に入るほどの時間はないので,1度来たかったチョウザメ館を見学することにした。

もともと天塩川にはチョウザメが生息していたそうで,美深町ではこの30年来,一村一品としてチョウザメの養殖を行っているという。水槽には大きさ別にたくさんのチョウザメがおり,近づくと水面から興味深そうに顔を出していた。

美深温泉16:52発→美深9線17:03着 名士バス 恩根内線 名寄駅前行き

恩根内で折り返してきたバスに乗車。

美深市街の北のはずれにある美深9線バス停で降車。

 

雪灯篭はやっぱりどこも原形をとどめていない。

お食事処 肉屋さん(馬肉あり) ガス屋さん
肉屋さん お菓子屋さん 食料品店

美深町は人口約4600。1960年頃のピーク時には14000を超える人口があっただけに,市街地は大きい。

 

お菓子屋さん 写真屋さん

お菓子屋さん,肉屋さん,写真屋さんなど何軒もあるのは,町の規模を考えると驚異的である。

ラーメン屋さん 時計屋さん 本屋さん
パチンコ屋さん 靴屋さん 瀬戸物屋さん(種あり)
酒屋さん 食堂 時計屋さん
薬屋さん 手芸店 金物屋さん
不明 自転車屋さん 米屋さん
パーマ屋さん 文房具屋さん 食料品店

しかし,こうして灯りをつけてまで店を開けていて,1日に何人のお客さんが来るのだろうか。店によっては下手をすると,1人もお客さんが来ない日も珍しくないのではないだろうか。

 

市街地の南の外れまで歩き,「美鈴食堂」で夕食を取ることにした。「ジャンボギョーザ定食750円」と店内の至る所に張り紙がしてあったので,それを頼んだ。

女将さんがきびきびとした方で,かつていろいろな表彰を受けているようだった。小上りではお爺様方が遠慮がちに燗酒を頼み,静かに晩酌を始めていた。

 

駅前通りに戻る。ここに雪灯篭が灯っていた。実はさっき通ったとき,補修をしていたのだ。1か所だけでも灯っていてよかった。

美深の「雪とうろうまつり」は9日〜明日14日までの開催で,今年は33基が制作されたという。酷寒の地で日本情緒漂う灯篭とはよいものだ。

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