その1(本ページ) | 美深駅 |
その2 | チョウザメ館,美深市街,雪とうろうまつり |
その3 | 北の天文字焼き |
その4 | なよろ雪質日本一フェスティバル,ホテル森夢 |
その5 | 西興部市街,木夢 |
その6 | 流氷科学センター |
その7 | オホーツクタワー,とっかりセンター |
その8 | ひがし北海道エクスプレスバス |
その9 | 層雲峡氷瀑まつり,上川ラーメン |
札幌や旭川の雪まつりの翌週となる2月第2週の週末は,道内各地でさまざまな冬のイベントが行われる。近年地域の世代交代によりイベントの様相も変わりしつつあるため,久しぶりに泊りがけでいくつかのイベントを巡ってみることにした。
あいにくこの週末は記録的な暖気となった。旭川駅前のスケートリンクも休場である。
今日は名寄市で北の天文字焼が行われる。これに合わせて,「ビール列車で楽しく行こう!北の天文字焼2016」が運行されていた。
団体幕を掲げてやってきたビール列車は,旭川14時20分発幌延行きの列車に併結された。
ビール列車というのでおじさま方が多いのかと思ったら,半分くらいは若いお母さんと子ども連れだった。これは列車の名前を変えたほうがよいのではないだろうか。
普通列車でもよいのだが,営業時間内に美深駅に着きたかったので,特急を利用することにした。
車内にはむっとした臭気が立ち込めていた。特急列車だと,窓もないし列車を降りることもできないのでどうにもならない。JR北海道の比較的新しい特急車両ではこういうことがたびたびある。気密化した車両では換気を徹底してもらわないと困る。
旭川から北に約100km進んで美深駅到着。現在,みどりの窓口が設置されているが,JRでは無人化を検討していることが新聞などで報道されている。
かつての美幸線分岐駅であり,現在は特急停車駅でもある美深駅舎は宗谷本線随一の偉容を誇る。
テレビもあり広々とした待合室。きっぷの自動販売機はないので,帰りの乗車券を窓口で買っておいた。
2階の美幸線記念館は以前見学に申し出が必要だったが,現在は自由に見学することができる。
当時日本一の赤字線と称され,町長自ら先頭に立って,ありとあらゆる乗車促進運動を行った美幸線。それでも救われなかったのだから,現実は厳しい。記念館の模型には,北見大曲,上徳志別,志美宇丹,辺毛内と未成区間の駅も再現されていた。完成間際まで工事は進められたというが,もし枝幸まで開通していたら,結果はどうなっていただろうか。
美幸線の終点だった仁宇布への転換バスは,2012年からデマンドバス化されている。それでも仁宇布には,トロッコ王国や松山湿原という観光地があり,観光客もデマンドバスを利用して良いようなので,いつか乗ってみたい,
駅待合室の観光案内所。9時から16時半の営業。菓子類,土産物のほか郷土資料なども充実していた。
昔ながらの駅前通り。
今日美深に来たのは,「雪とうろうまつり」を見るためだった。しかし,この暖気で灯篭は悲惨な状態に。
残念だが仕方がないので,せめて町を見て歩くことにした。
お菓子屋さん | 肉屋さん | 写真屋さん |
洋品店 | 電器屋さん | 酒屋さん |
旭町ふれあいステーション・まちの駅かぜる。