根室本線
平岸
- 所在地:赤平市字平岸中町1丁目
- 開業日:1913(大正2)年11月10日開業
- 標高:75m
- 配線:2面2線
- 路程:滝川より20.7キロ,赤平より3.5キロ
- 窓口: 無人駅
- 乗降客数:24人(2014-2018年),48人(1983年)
- 最終乗降日:2000.5.7下車
●茂尻→平岸の車窓
赤平,茂尻,平岸,芦別と道路に沿って集落が続くのは炭鉱町独特のものだ。このあたりの線路は山側の小高いところを走っており,途中で左窓に国道38号と空知川を見下ろす箇所がある。根室本線に初めて乗った人はまずこのあたりの車窓で最初の感嘆の声を上げる。空知川は延長約195km。石狩川,天塩川に次ぐ北海道第3の河川である。
●平岸駅
上の写真は跨線橋から撮影しているが,2番ホームは後ろ側にあり,対向式ホームがこれほど離れた駅も全国的に珍しい。
平岸は1895(明治28)年三重団体が入植したのが始まりである。 昭和になって周辺にいくつか炭鉱が開発され,駅には貯炭場や積出施設ができたというが,今では跡形もない。
1958(昭和33)年,空知川に平班大橋が架けられ,交通・商業の要地として発展した。現在では商店街もかなりすたれてしまったが,精神科を主体とする病床数366の平岸病院が立地している。
なお,札幌の地下鉄南北線にも同名の駅がある。
●見どころ
特になし