根室本線
札内
- 所在地:中川郡幕別町字札内中央町
- 開業日:1910(明治43)年1月7日開業
- 標高:34m
- 配線:2面2線(対向式)
- 路程:滝川より184.9キロ,帯広より4.8キロ
- 窓口:みどりの窓口
- 乗降客数:666人(2015年),846人(1983年)
- 最終乗降日:2020.7.23下車
●帯広→札内の車窓
帯広駅を出ると間もなく右前方に国鉄広尾線跡が分岐していく。6kmあまりの高架区間が終わり,日高山脈に源流を持つ札内川を渡る。車窓は新興住宅街となる。右手の丘の上に立派な建物が目立っているが,これが幕別温泉である。
●札内駅
かつて別奴(べっちゃろ)と呼ばれたところ。駅裏には農業倉庫が何棟も並び,駅前にはJAさつないがあって,農産物の出荷駅であったことをうかがわせる。帯広のベッドタウンとして利用者が多く,みどりの窓口がある。利用者が多い割りに跨線橋がないのは意外だが,2番線は特急列車が通過し,普通列車は基本的に1番ホームを使用している。
●見どころ
□幕別温泉
駅の南約2km。丘の上に立つ十勝幕別温泉グランヴィリオホテルと,途別川を渡って東に曲がったところにある幕別温泉パークホテル 悠湯館の2軒がある。グランヴィリオホテルへは帯広~幕別温泉の路線バスが1~2時間に1便程度運行されているが,札内駅からバス停がやや離れているので注意。
▽幕別町ふるさと館
幕別町の郷土資料館として1979(昭和54)年開館。