札沼線
八軒
- 住所:札幌市西区八軒6条東2丁目
- 開業日:1988(昭和63)年11月3日開業
- 配線:2面2線交換駅(対向式)
- 路程:桑園より2.2キロ
- 窓口:みどりの窓口あり
- 乗降客数:4,670(2014年)
- 最終乗降日:2006.10.9下車
●桑園→八軒の車窓
札幌を出発した列車は桑園を過ぎると函館本線から分岐して札沼線に入る。左手には札幌市中央卸売市場,右手に札幌競馬場の広大な敷地が過ぎていく。左に分かれていった函館本線の線路の向こうには,1972(昭和47)年札幌オリンピックの会場となった手稲の山々が見える。札沼線は複線化が進んでいるが,桑園-八軒は単線区間として残っており,当面複線化される気配はない。
●八軒駅
札沼線の駅は似た造りで混同してしまいがちだが,八軒は写真のように上部を鉄骨の梁が横切っているのが特徴。新しくできた駅で住宅に囲まれ,「駅前」といった雰囲気は作られていない。八軒の由来は,1870(明治3)年本願寺移民8戸がこの地に入植したことによる。昭和30年代以降の区画整理事業で形成された比較的新しい住宅地であるが,古い工場もいくつか残っている。駅から下手稲通りに出て北西に400m進んだところの交差点が八軒の中心街で銀行や郵便局が集まっている。
かつて函館本線の琴似駅と札沼線の八軒駅を共通の発着駅とする回数券や定期券が発売されていたが,2015年3月をもってこの特例は廃止された。
●見どころ
特になし。