札沼線
新川
- 住所：札幌市北区新川4条東1丁目
- 開業日：1986(昭和61）年11月1日開業
- 配線：2面2線(対向式)
- 路程：桑園より3.7キロ 八軒より1.5キロ
- 窓口：みどりの窓口あり
- 乗降客数：6,228人（2014年）
- 最終乗降日：2000.7.30下車
●八軒→新川の車窓
雑然とした住宅街を走るが，戸建て住宅が多いため見通しがきく。ほとんどの住宅の屋根が三角屋根ではなくM字形の無落雪屋根がとなっている。これは北海道特有の屋根形式で，1980年代以降に多く見られるようになった。都市化が進むにつれ雪の堆積場所の確保が難しくなってきたことから生まれた苦肉の策であり，景観的にはあまり評価する意見を聞かない。
右にカーブしてまもなく高架下を横切る片側3車線の広々とした道路が新川通で，そのスケールの大きさゆえに2020年東京オリンピックのマラソンコースの候補となった際は賛否両論が巻き起こった。結局は新川通を通らず，この南東900mで南に向きを変えて北大構内を通過するコースとなった。
●新川駅
2000年3月11日の八軒～太平間高架化に伴って駅舎が建て替えられた。先代の駅舎と比較するとずいぶんと大きな建物になった。周辺が住宅街であるためか，ホームのガラスには曇りが入れられ眺望は得られない。新琴似側の線路の先に高速道路をまたぐ斜張橋を望むことができる。
新川は1886（明治19）年から樺戸集治監の囚人らによって掘削された人工河川で，銭函大浜で石狩湾に注いでいる。
●見どころ
特になし。