宗谷本線
下士別
- 所在地:士別市下士別
- 開業日:1959(昭和34)年11月1日開業
- 標高:130m
- 配線:単線
- 路程:旭川より58.3キロ, 士別より4.4キロ
- 窓口:無人駅
- 乗降客数:4人(2013-2017年),26人(1983年)
- 最終乗降日:2002.4.29乗車
●士別→下士別の車窓
士別の市街地を抜けると,天塩岳から流れてきた天塩川を渡る。このあと幌延まで線路は天塩川筋を下る。まだ士別市内だが,名寄から連なる殖民区画地に入り,線路は正確に真北を向いて一直線に走る。約550m(300間)おきに,道路が線路を横切り,水田の中に点々と続く踏み切りは,いかにも北海道らしい。
●下士別駅
1955(昭和30)年に仮乗降場として設置,1959(昭和34)年に駅に昇格した。この種の駅にしては大きめの,古い木造の待合室があり,住宅用の引き戸が取り付けられているのは珍しい。周辺は郵便局のある小集落。
なお,地名に付される「上・中・下」は通常,川の流れる向きで決められるので,士別より天塩川の下流にある当地域は下士別と称している。
利用者の減少により,2021年3月のダイヤ改正で駅が廃止されることとなった。

●見どころ
特になし