2012年3月24日 占冠村にて開催
2012.9.23 1. ハリギリの大木へ作成
2012.9.30 2.初代鬼峠頂上,3.稲妻道作成
2012.10.8 4.ニニウ神社,5.鬼峠座談会,6.村のたたみ方
- 文中の氏名表記については,既にインターネット上で本名が相当数使用されている場合及び故人については本名で記載し,そうでない場合にはイニシャルまたはハンドルネームとさせていただきました。
- 内容については聞き取りによる部分が多いため,不正確な点はご指摘ください。
開催概要
鬼峠フォーラム2012 (占冠村公民館・自主創造プログラム)
主旨
今はなき、占冠中央からニニウへ通じる「鬼峠」。すべての人、すべての物資が通ったこの峠をスノーシューで辿り、朽ち果てそうなニニウ神社の小さな祠の雪下ろしをして、奉納相撲をとる。陸の孤島といわれた占冠からさらに3時間の地ニニウで暮らした当時の人々と心を通わせ、現代の豊かさを問う。そして地域の未来を考える。震災から1年、本当に大切なものは何か。
「鬼峠とは…」
昭和56年まで鉄道もなく陸の孤島といわれた占冠。ニニウはその占冠からさらに鬼峠を越えて3時間の集落だった。現在の鵡川に沿った占冠〜ニニウ間の道が出来たのは昭和35年のこと。入植のはじまった明治41年からこの道が出来る昭和35年まで実に50年以上、最盛期には30戸もの人々が住んだニニウへの唯一の道がこの「鬼峠」だった。この道を通り、夢を求め入植した家族、嫁いできた女、逃げていった男、すべてのひと、すべての物資、そしてひとびとの夢や想いも、すべてこのまぼろしの峠を越えていったのだ…。
日程
2012年3月24日(土)
●鬼峠越え
今年は、一直線にニニウへ向かう明治時代の初代鬼峠「鬼コース」を辿ります。下りはかなり急な道となりますので、5〜6時間程度雪の上を歩くことができる体力が必要です。(※今年は積雪が多く、当日の気温次第で雪崩の危険性があると判断した場合は、新鬼峠に変更する可能性があります)
08:00 道の駅しむかっぷ集合 オリエン
08:15 鬼峠入り口まで歩いて移動
08:40 峠越えスタート
11:30 鬼峠頂上到着 > 昼食(各自弁当・保温の工夫を)
12:00 下り出発
14:00 ニニウ到着 ニニウワークショップ参加者と合流
●ニニウワークショップ
13:00 道の駅集合
13:10 ニニウの歴史などバスの中で学びながらニニウへ
14:00 ニニウ着<鬼峠越え組と合流> ニニウ神社雪下ろし 雪上奉納相撲
15:00 ニニウ発
●鬼峠座談会&交流会(コミュニティプラザで開催 ※道の駅隣接)
16:30 コミュニティプラザ着 座談会準備開始(調理室&和室)
17:30 鬼峠座談会
18:00 鬼峠交流会
交流会では、鬼峠、それぞれの想い、峠越えの感想などひとことスピーチ。ニニウ食やエゾシカを楽しもう(観音さん&勝美さんのしむかっぷ料理)。みなさんからの1品持ち寄りをお願いします(できれば占冠の昔からある料理・地元素材を使ったもの)
21:00 終了 2次会
参加費
●ニニウワークショップ 無料
●鬼峠交流会
2500円(何か1品持ちよりをお願いしています)+お酒飲む方1000円(持ち寄り歓迎します)
●宿泊
コミプラ和室・男女別相部屋+朝食 2000円
合計(すべて参加の場合)5500円
●持ち物
◆鬼峠越え参加の方
スノーシュー、ストック、お弁当(保温の工夫を)、飲み物、携帯食、防寒着、着替え
※プローブ(ゾンデ棒)、携帯ショベルをお持ちの方はお願いします。
※スノーシューレンタル希望の方は事前にお申し込みください。
◆ワークショップ参加の方
雪の上を歩ける格好、防寒着
◆交流会
マイ箸、マイカップなどあればお持ちください。お持ち帰り用タッパも各自お持ちください。2次会用お酒、おつまみ差し入れも大歓迎です。
◆ワークショップ参加の方
あればスノーシューなければ長靴、雪の上を歩ける格好、防寒着